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CSR戦略の方程式

第16回「CSR−劣化した総理大臣の社会的責任」

「総理なぜ辞める」。「総理の勝手でしょ」。この突然の辞任は若い人達に顔向けできない恥ずかしい事件だ。「最近の年寄りは困ったもんだ」と言われてもしょうがない。この突然の辞任劇にはただ驚きと怒りを感じる。辞任の理由も自分の思うとおりに事が運ばず、自分では選挙に勝てない、負けて恥ずかしい思いをしたくないなどだ。こんないい加減な総理は過去にはいない。何の説明責任を果たすこともなく、国民に対するお詫びの一言もない。この人は何で政治家になったのか。このような無責任さが、政治不信、政治離れを促進するのだ。
 総理大臣の地位も価値もまったく空しく軽いものにしてしまった。「誰にでもでき、すぐにも辞められる職業が総理大臣だ」と子供が言う。
 「拉致問題は私が解決する」と言った。自前の内閣を「安心実現内閣」と言った。消費者の目線で考えたという目玉商品「消費者庁」は宙に浮いた。「ガソリン税の一般財源化」は、「景気対策」は、「社会保障の財源」は、問題山積で、「不安実現内閣」で投了した。福田総理は自分の目線しかない人だ。死ぬ覚悟でやれない人は総理にはなるべきではない。
「日本の総理大臣」が劣化したことを世界中に発信し、日本の評価も下げ、国益も損なった。日本国民の価値までも劣化状況に追いやった。
 日本の総理大臣には基準がない。スピーチがうまい。ディベートに強い。カリスマ性がある。政策に強い。責任感が強いなどである。総理を目指す政治家はこれをクリアする努力が必要だ。閣僚の経験もない者が、勝ち馬に仕立てられ2代続けて総理になり、2代続けて途中放棄をした。総理大臣の社会的責任とは何か政治家はもっと真剣に考えるべきだ。

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